尾崎豊の『１５の夜』がかつてヒットして
今でも歌い続けられているのは、
ある意味何かしらの抑圧や制限などで
不自由を感じながら生きている人が多いからかもしれません。
昨日TV放送で映画『約束のネバーランド』が放送されたので
何度か噂を聞いてはいたけど観ていなかったのですが初めて観ました。
結論を書くと、
内容のテーマはおそらく映画『マトリックス』と一緒で、
自分の生きている世界観から抜け出す脱獄物語系でした。
お城のような施設に子供たちが共同生活をしていて、
ママと呼ばれる女性がお世話をしている。
みんなで仲良く楽しく暮らしているようですが、
ある日、その中のメンバー2名が行ってはいけないと言われている
門まで行くと鬼に人が殺されている場面を観てしまう。
なんと、その施設は鬼の餌を飼育している家畜小屋の一つだった！
という驚きの話。
ママは 飼育係
子どもたちは 家畜で鬼の餌になるまで育てられている。
えぐい話ですね(^◇^;)
行ってはいけないところに行って
真実を見てしまった子どもたちは
ママを疑いの目で見始め、
行動に移る。
ママは正体をバラし始め、
「制御している」とコントロールしていることを認める。
しかし、そのママも他の何かにコントールされているのです。
人間は 自由を与えられているようで
実は自分で決めたり、自分で自分を制御しないと
他の何かに制御されてしまっているけど
なかなか気づかないという話です。
映画の話だから自分には関係ないフィクションだと思いがちですが、
実は自分の身の回りにも何の疑いもなく利用していたり、
働いている仕組みの中に同じような構造があったりします。
私の経験で書くと、
喜んで就職したはずの教育現場でしたが、
病気がなかなか治らなかったり、
このまま仕事をしていても未来が見えなかったので
そこの世界を抜けました。
すると、今まで知らなかった情報を聞くことが出てきました。
自分が何の疑いも持たなかったことや
いつの間にか人と人の関係をネガティブな方向に向かわせ、
病む人や、荒れる人を育ててしまう仕組みであることが見えてしまいました。
教育、医療、食、消費など
日常の中にあるものを離れたことろから見てみないと
当たり前すぎて、何が本当で何が嘘かさえもわからないのです。
そして、闇雲に誰か先生などのいうことを信じたり、
誰かの言ったことを間に受けてやってしまうと、
自分で自分の首を絞めてしまうことにもなりがちです。
誰もが幸せになりたいし、自由な暮らしをしたい
しかしなかなかなれないと閉塞感や孤立感など感じて生きているのは
この世界観から抜け切れていないからです。
枠を出ることを ワクワクする〜と
自分の固定観念の枠を出ようとするとワクワクするので
「ワクワクすることをするといいよ〜」と言われています。
枠とは系ともいい
系とは 繋がり、システムのこと
例えば 公教育とか 社会保険とかも仕組みです。
系は 刑（罰）ともリンクするので、
「娑婆」の空気はうまいな〜
と刑務所を出た人が映画で呟いていますが、
実際はどっちも娑婆かもしれません笑
自分が何かの系の中に入っていると
実は情報も入ってこないし、
誰かに何かを聞いたとしてもそっちの情報の方が嘘っぽく聞こえてしまうのです。
誰が嘘つきなのかわからないのです。
その系から出ないことには
本当のことは知られないようになっています。
私自身
学校という系
医療という系を出た経験があるので
出たら情報が入ってきました笑
映画『約束のネバーランド』で
外の世界に誰か本当のことを僕達に知らせてくれる人はいないの？の
ミネルバさんみたいなものですね。
表現を変えると、
手のひらの孫悟空の話と同じです。
人が人生の中で何か苦しみや問題を抱えているとしたら、
きっと本当の自分になって行動することを促されているのかもしれません。
『この支配からの 卒業♪』
のように、自分が主体的に自分の人生の舵取り（コントロール）をして
初めて本当の自由になれるのだと思います。
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