自分のお腹と対話することで新しい年を迎える

健康法

1月7日は七草粥を食べる日ですが、
人日の節句と言うそうです。

七草粥を食べることで、年末年始のご馳走を食べた胃腸を整える目的で、
お正月の餅に七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を
入れて食べます。

胃腸を丹田(たんでん)と言いますが、
丹田は人のエネルギーが集中しているところなので、
ここの氣が乱れると、全部の流れが停まるので、
腸をまず整えることが大事です。

参考「強運をみがく暦の秘密」崔燎平 著

お腹のことを、肚(はら)と書きますが、
先日菌ちゃん農法と言うワークショップに参加したら、
人間の腸内環境と土の環境はシンクロしている話を聴きました。

確かに「月」と「土」を足して「肚」なので、
野菜などを育てる土が農薬だらけで栄養がないと、
それを食べたら腸内環境もバランスが悪くなってしまいます。

 

土→肚

太陽の光を
大地の土に育った植物が浴びて
それを人間が食べる。

天→地→人

と言う繋がりもあれば、
目に見えない微生物や菌が存在することで、
死から生を生み、
循環する地球。

人間の不安とは
健康、お金、人間関係がほとんどですが、
全て繋がっていることを忘れてしまうと
不安が消えません。

 

特にお金に対する不安を感じる日本人が多いのが、
学校教育や親や三世代に遡る親族の働き方の影響や
強迫観念があるからです。

分離意識があるので、人とのつながりを感じることができないことで
お金に対する不安が消えないのです。

自分の内側と繋がることで宇宙と繋がり、
他の人とも繋がることができます。


お釈迦さまの手のひらの孫悟空のようなものです。

 

外を眺めてみると寒い季節ではありますが、
柑橘系のみかんや金柑が成り、
花は水仙が咲いています。

お金の不安が消えない方は、
外の世界を観察してみると、
何が繁殖して、何が腐敗しているか?

自分のしている行動は「自然か?」「不自然か?」という
視点で分析してみるといいと思います。

ほとんどの人がしている時間労働、どこかに出かけて行って
その時間帯働くそして月に決まった分の給料もらうという生活が
普通、一般常識かと思われていますが、

自然界のリズムと照らし合わせてみたら、
不自然なことがたくさんあると思います。

 

経済の仕組みは実は自然界がモデルです。

自然の摂理に反したことをすると、
一時的には成果を生むかもしれませんが、
どこかが抜けたり、無理をしているので
廃(すた)れていきます。

仕事始めの時期ではありますが、
仕事が始まることであまり嬉しくない・・・
と言う状況だと、

本当は仕事をしたくない、行きたくないのに
自分の感情に嘘をついて、無理に体をそこに運んで、
頭と体、心と体が一致しない状態で行動することになるのです。

 

それを長く続けることができるでしょうか?
私はできないと30代でわかったので、
自分がやりたいこと100%で生きることにしました。

裏腹(ウラハラ)、腹黒(ハラグロ)と言う言葉もあるように、
表で言っていること、行動していることと、
肚で思っていることが違っていれば
それは苦しいでしょう。

「腹が立つ」と言うのは本当に腸の繊毛が立つそうです。

胃腸を大事にするといい季節の変わり目でありますが、
胃腸に優しい食べ物を食べて、
なるべく自分の腹の中(うち)、本心、本音と対話して
自分を大切にして生きられる新しい本当の年明け、
立春を迎えられるように自分の身体の声、
心の声を聞いてみてはいかがでしょうか?

 

 

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