
令和3年3月3日 ゾロ目 333のひな祭り 桃の節句でございます。3月は節目となる日が続きますが、実は魔が差しやすい彼岸 あの世とこの世の境目が 漂う時期もやって参ります。3月で一区切りして4月から新生活を迎えるという方も多い時期でもあり、気忙しい中で、意識が肉体を離れた時に「魔がさす」ということもありうる時期なので、古来から日本ではお祭り事としてゾロ目の日にイベント、行事をして魔がさないように、お互いにコミュニケーション取りながら、大事なものを守り、保存、維持しながら次世代へ継承、繋げてきたわけです。武学は侍の伝承であり、みそぎ⇨むすび⇨まつり⇨いのり⇨みのりというプロセスを禮(お辞儀)でやっています。これは人の人生のプロセスに置き換えることもできます。自分の我、執着などの思考などを禊ぐと何かを結ばれ、いいご縁ができたらそれを維持するために祭り、政(まつり)、奉り、魔つりして、いのり、意図を実らせる。成果を出す。そしてまた繰り返すという流れがあります。ひな祭りにみんなで集まってちらし寿司を食べるのも「魔を散らす」という意味でもあります。はまぐりのお吸い物は貝が対(つい)だけど、隙間があくけど夫婦円満とかご縁をつなぐ意味もあるとか。
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