自分の人生をより自由にしたい人がまず知っておきたい「主体性」の話

自己啓発

あなたはこんなことでお悩みではないでしょうか?

・会社の都合で転勤させられるのが嫌。
・どんなに働いても給料が自分で上げることができないのが嫌。
・人に指示されてやらないといけない仕事がそもそも面白くない。
・会社や組織にあるルールを守らないといけないのが嫌。

 

一つでも思い当たるのであれば、

読んでおきたい本があります。

それは『7つの習慣』です。

スティーブン・R・コヴィー博士の本です。

 

 

しかし、そのままの本を読むのは難しいので(^^;;

中学生でもわかるように解説したわかりやすい本があります。

『13歳から分かる!7つの習慣 自分を変えるレッスン』

その他YouTubeでもたくさん解説してある動画があるので

視聴されるといいと思います。

 

 

 

 

人は何か「刺激」を受けた時に

「反応」します。

 

 

簡単な例を書けば

何か商品を見て

「欲しい!」と感じ、

すぐ「買う」という行動です。

 

 

「パブロフの犬」という実験があって、

パブロフ博士は実験で「犬にエサを与える前にベルを鳴らす」ということを決めて、

エサを与える前にベルを鳴らすことを繰り返していくうちに

犬はベルとを鳴らしただけで「唾液を垂らす」ようになりました。

 

犬は「ベルの音」という「刺激」を受けただけで無意識のうちに

唾液を垂らすという「行動」をしたわけです。

 

 

これを「反応的な行動」と言います。

 

 

「相手がこう言ったから、自分はこう行動した」というのは

パブロフの犬と同じ、反応的な行動です。

 

 

つまりどういうことかと言うと、

「そこに自分の意思がない」のです!!

 

 

世の中では常に刺激を促すような情報などが出回っています。

「反応的な行動」を別な表現で言うと「他人軸」となります。

 

この本で解説しているのは自分の人生を変えたいのであれば、

何か刺激があった時に

「一時停止ボタン」を押して、

主体的に行動することで、

人生の主人公を自分にする方法を解説しているのです。

 

 

世の中には2種類の人がいます。

 

主体的に生きる人 proactive

反応的に生きる人 reactive

 

自分以外の誰かに支配(コントロール)されることを

自分から選択すると

反応的に生きる人になります。

反応的な人は、社会的な環境にも左右されるので

「人にちやほやされると気分がいい」タイプの人でもあります。

 

 

反応的な人は周囲の人との出方次第でコロコロ変わるのです。

これはどう言うことかというと

「自分をコントロールする力」を他者に与えているのです。

子どもの頃に母親とかの「言いなり」になって育った人とかが、

反応的な人になりがちです。

 

 

 

自分以外の誰かに

食べるもの、着る服、進学、就職、仕事などの選択の決定を

させていませんか?

 

 

 

人間は自由に生きたい気持ちもありますが、

無意識に人のコントロールされた方が「楽」だと思って生きている人たちがいます。

親の意見というのも 一度は聞くけど、

一時停止して、自分で選択して、決定するということで

自分の人生を自分主体に取り戻していく必要があります。

 

 

 

私たちがやっている「武学」では

これを対人稽古(たいじんげいこ)で稽古しています。

人と人が関わった時に、接点、皮膚と皮膚が触れるとか、

腕を掴まれるとか、接触した際に

「反応」するのではなく

「主体的」にコントロールすることで、

自分軸ができて、ニュートラルな身体にしていきます。

 

 

 

TOKIOの歌『宙船そらふね』の歌詞にこんなフレーズがあります。

    その船を漕いでゆけ

    お前の手で漕いでゆけ

    お前が消えて喜ぶ者に

    お前のオールをまかせるな

 

 

気づかぬうちに自分の人生の舵取りを

他人に委ねてしまうと大変なことです。

 

 

それが父、母、妻、夫とか身近な人であったとしても

お互いに反応的(他人軸)だと、

この時代が大きく変わる時に

船が沈んでしまうかもしれないとしたら

今すぐ自分が主体的に選択し、

判断して自分の意思で決めていくことです。

 

 

 

人生が一度きりの旅行だとしたら

どこに誰と行ってどう過ごしたいか?

 

 

 

どこに行くのも自分で決められず、

関わりたくない人と同じ乗り物で

いつ着くかもわからない旅行をしなさい!!

 

 

と言われたら

必死で私だったら脱出方法を考えます笑

 

 

 

オーバーな表現ですが、

意外と病気や災難などに出会わないと

そんな状態でもなんとかやっていけるので

人は自分でいつまでも決めようとしません。

 

 

自分の人生を会社や組織に預けていいと思うのであればそれもいいかもしれませんが、

それには限りがあるのです。

 

 

「定年してからやりたいことをやろう!」と

ぼんやり思っていたとしても

定年してから「やりたいことが見つからない!」という人もたくさんいるのです。

 

 

本当はやりたくないのに

仕方なく習慣的に何か行動をし続けていると

人間は自分の意思を失っていきます。

 

 

それを再度掘り起こすための取り組みが

「禮法」お辞儀のチカラです。

誰でも最初は「反応的」な他人軸を体験します。

 

そこからどう「主体的」に自分の人生を創造していくかが

人生をより豊かにしていく最初のステップです。

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