映画「鬼滅の刃」に見る資産・能力と成果

お金

先週 「鬼滅の刃 柱稽古編」を観てきました。

印象に残ったのは 鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)のシーンです。

無惨は日光に当たっても鬼が死なないための薬を作った医者を殺してしまいます。

薬を再現できないので禰豆子が太陽に当たっても死なない力を手に入れたので
それを探そうとところで終わりましたが

永遠の命を求めて、人を殺しまくるというすごいストーリーなのですが、

せっかく特効薬を開発した人を殺してしまって
他の手段が、太陽光に当たっても死ななかった鬼である
禰豆子を見つけることに意識がいきます。

無惨の目的は
「青い彼岸花」という太陽の光を浴びても
死なない体質になるための薬を手に入れること。

自分で薬の開発した医者を殺してしまったことに
無惨は後で気づくのですが、

その話を見てイソップ童話の「金のガチョウ」を彷彿させました。

貧しい農夫がある日飼っているガチョウが金の卵を産んでいるので、
それをお金に変えることで生活が変わっていきます。

しかし、もっとという欲が生まれて、ガチョウを殺してしまいます。
お金になる金を産むガチョウの価値に気づいた時は時すでに遅し、

という話です。

金の卵が「成果」
ガチョウが「資産」と「能力」

特効薬が「成果」
医者のレシピが「資産」と「能力」

だとすると、

無惨は殺さなきゃよかったのに〜
と思いますが、

世の中では例えば
理不尽リストラがあったりします。

鬼の能力と
医者の能力やできることは違うので

その価値を理解できずに殺すより、
生かしておくことで
自分が太陽光に怯えて生きなくて
すむのに〜と思います。

自分にとって都合が悪いものは
殺してしまえ〜
という発想だと、

永遠に終わりません。

鬼や悪魔というものは実在せず、
誰の心の中にも存在する
エゴなどを擬人化しているのです。

鬼になったはずの禰豆子は
人間と鬼が統合された無敵な存在だからこそ
太陽を浴びても大丈夫に進化した存在の
現れではないかと思う。

分離から統合へと向かうプロセスで、
極端なキャラクターの差

男性の
無惨と炭治郎の対比と

女性である禰豆子が鬼と人間を内的統合することで
闇の時代に希望の光が刺す話なのかもしれません。

 

参考
「『鬼滅の刃』流強い自分のつくり方」
「7つの習慣」

 

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