人間は３種類のタイプが存在すると言われています。
２：６：2の法則で さまざまな表現がされますが、
①着実に自分の人生の目的に沿って達成していく人
②何も行動しない人
③行動するのに積み上がらない人
私が最初に教師になった時は先輩の先生のやっていることを真似して
担任の仕事や、授業の仕方、生徒や保護者との関わりなどやってました。
しかし、長年続けているうちに先にやっている人たちが
自殺に、病気に、人として大丈夫か？
と疑問を感じ始め、辞めるための準備を必死でしました。
その成果あって無事辞めて、個人事業でも生きていけるようになりました。
自分のやり方でうまくいくこともありましたが、
思うようにもいかないこともあり、
自分の周りに現れた年長者たちの意見なども取り入れて
やろうとしました。
すると、全ては崩壊しました！！笑
「先輩たちの意見を聞くことは良いことだ」
「人にお伺いを立てるのが無難である」というような
常識を自分の活動に受け入れてしまった瞬間に崩壊していったのです。
自然の法則は自然の理にかなっていれば
自然と増殖もするし、腐りもします。
不自然な人工的なやり方をすると時間と共に
メッキが禿げるように、壊れます。
自分が過去見た諸先輩たちは
まず「お金」を作るために「やり方」を色々取り組もうとしていました。
資格を取ろうとしたり、セミナーに行こうとしたり、
より有利な人脈とつながろうと人の集まるところに行っていました。
いわゆる、「スキル」「テクニック」です。
それが通用しないとなると
他のスキルやテクニック、関わる人を変えようとします。
自分のあり方や人としての生き方は考えていないので
氣づいた人たちから去っていきます。
言葉や行動で人をコントロールして自分に利益が入るようにすると、
どうなるか？
宇宙の法則では同じような人と遭遇して
いつの間にかコントロールされてしまいます。
自然の法則で生きると、
出会った人と繋がり、関わりを持っていけば
自ずと縁は拡がり、豊かな状態になっていきます。
自然の植物を観察していると、
木の目が出て、枝が分かれて、そこに葉が出て、
花が咲いて実がなっていきます。
私が見た不自然な人たちは、実がなっているところに
ある日突然やってきて、実だけをもぎって去って
また他の実がなっている木を探そうとします。
人との関係性を築くには時間がかかるということを知らないのです。
自分のことを知り、自分がどの土壌、環境に根を張り、
枝葉を拡げ、果実がなるとそれを食べにくる鳥や昆虫の餌となり、
その糞が肥料となり、葉や実が落ちてまた肥料となって、
土となり循環する・・・
「自然」VS「人工」では
全体に自然には敵わないのです。
しかし人は人工的なことをやりがちです。
なぜなら早く「実」を食べたいからです。
しかし、早く「実」を食べてしまうと、
次からはもう「実」を得ることができません。
自分が生きて、食べて、便を出して、それが循環する仕組みであったはずの社会。
人工的な生き方をする人を生産する教育や
それを抜け出したかと思いきや、「不安」と「恐れ」から
人のモノを奪おうとする発想になっていく人間の愚かさ・・・
しかし、２：６：２の世界なので
自分の人生をそういった人たちから奪われないように
自分を守る必要があります。
まずは「あり方」その先に「やり方」があって
小手先のことと言われるように
時間の経過と共に、再現性のないやり方や
人に喜ばれないやり方は朽ちていきます。
本当にたったこの数年で繁栄するところと崩壊していくプロセスを
目の当たりにしました。
人の真似をすることはいいことだ！
というのも思い込みかもしれません。
その人のことを真似していいのか？
その人には通用するけど自分にはあっているのか？
不自然ではないか？
自分にとって自然な行動が人にとってはやったことがないことなのかもしれません。
自分がしていることが正解かどうかはわかりません。
しかし、自分が生涯を通して成し遂げたいことに一歩ずつでも
繋がっているのなら、それを人に何と言われようがやり続けることです。
なぜならばやった人間しかそれはわからないことだからです。
今年1年をどうしたいか？
自分の達成したいことはより多くの人に喜ばれることなのか？
自然の摂理に沿っているのか？
着実に一歩ずつ日々を楽しみながら生きて行こうと思います。
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